くじら通信…都留どうぶつ病院の院長・スタッフより

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映画と東京

こんにちは!お久しぶりです(^^)
先日、東京のポレポレ東中野まで映画を観に行ってきました。今回はそのことを書きますね。

上映館がここだけとあり、遠いし交通費もかかるし、でもすごく見たいと思わせる映画にパンフレットを通じて巡り合いました。『カレーライスを一から作る』というドキュメンタリー映画をご存知でしょうか。かの有名な探検家・医師の関野吉晴さんと、武蔵野美術大学の学生たちが野菜や米、肉、スパイスや塩まで全部を自分たちで一から作るという途方もない計画を記録したものです。
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 ↑これです。
 生き物と人間の関係性をテーマに卒論を進めているので、この映画の試みはとても興味深かったですし、なにより関野吉晴さんが今の学生に命や食べることをどう教えるのか知りたくて惹かれました。

映画は、たんたんと進んで、学生たちが鳥の飼育(チキンカレーに決まったため)や、農作物を育てることなどに四苦八苦する様子がつなぎ合わされていて、いかに現代の人間が自分の力で食べるものを作る力に乏しいか、という事を突き付けられました。
たびたび学生たちの昼食シーンが映し出されていたのですが、コンビニのおにぎり・パン・惣菜…を無表情で食べる顔を見ると、現代の多くの人が自分の食べ物に関心を持ってなく、どこで生まれ育ち何を食べどのように加工されたのか全然知ることもなく、ただ摂取してるだけの一面があるとわかります。
確かに、そういう社会です。販売の形も確立されていて、それで経済が回ってます。
でも自分のエネルギー源の仕組みを一切知らないでいると、根本的な知識に乏しくて文化の発達に貢献できないのではないでしょうか。
大量消費・快適主義の恩恵を享受する人間の寂しい姿に問題提起したのが、今回の映画でした。

後半で、半年ほど手間暇かけて育てた野菜や鳥が、食べ時を迎えカレーになります。可愛がった鳥も骨まで使い切ることで感謝し、作物があの時は大変だったなどと話し合いながら和気藹々をおしゃべりする学生の様子に、見てるこちら側としてなんか頼もしさとか感じました。
一つの食材を育てるだけでも苦労がありベテランの知恵が必要で、失敗が伴うこともある。それを考えると、毎日同じ形で棚に並ぶコンビニの食品はちょっと不自然に感じますねと答える学生さんもいました。育てるのと食べるのをセットで行ったことで、苦労や発見を食べながら復習できたのでしょうね、このような経験を積んだ人はなんか価値観が豊かになっていくような気がします。

こんな感じで映画を観てました。食べることについて、それまで自分が考えていた疑問とかを整理できた気がします。都留から遠くて、建物がどこにあるか分かんなくて迷子にもなりましたが、ここまで来れて良かったです。

最後に、トークショーにいらっしゃった関野吉晴さんと、監督の前田亜紀さんのサインを頂いちゃいました!
家宝にします(^u^)♡


そして都留に戻る前に、青山のDOLCE&GABBANAへ新しいコレクションを見に行ったのですが…。男性店員とコレクションの話で盛り上がり仲良くなったのですが、なんと彼が青森出身と判明。地元ネタでさらに盛り上がり、高級服屋で津軽弁が飛び交いました。お店の方々、お騒がせしてすみません…。
ご覧の皆様、クリスマスプレゼントの購入はぜひDOLCE&GABBANAをご利用くださいませ!笑

よいお年を。
(和田)
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by tsuruah | 2016-12-02 14:47 | スタッフの投稿
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