○○への愛
こんにちは和田です
1月9日に卒論を無事提出しました。ついに、卒業が目前です…(単位が足りていればの話ですが)
今回で私のだらだら書き綴ったブログもおしまいです。
最後ということで、ひとつ白状していきます。
私、昆虫が大好きです。昆虫のことを考えると夜も眠れません。
先日、国立科学博物館の標本を見てきました。どうですか、この造形美。
特に甲虫のころんとした形と、メタリックな色彩が好きです。
個人的に、076と077が女子高生のパジャマっぽい柄みたいで、ポップな感じがしてお気に入りです。
熱心に見ていた昆虫少年・昆虫少女を押しのけて3時間見つめていました(すみません)
こんな私は、昆虫観察を趣味としてきまして、特に2017年は昆虫を求めて深夜徘徊もしました。都留では毎年毎年、図鑑で見てきた憧れの昆虫とたくさん出会い、とても楽しかったです。
特に思い出深いのが、ルリボシカミキリ(左)とオオミズアオ(右)です。色の美しさ、そして予想以上の大きさに息をのみました。
都留には、身近にこんなにも美しくて逞しい生物が暮らしています。
多様な生物が生息する環境があるということは、とっても貴重で素晴らしいことだと思います。
4月からは青森に戻りますが、ここの昆虫たちとの別れは寂しくてたまりません。ですが、都留での4年間に大切なことに気が付きました。昆虫研究をされる研究者の方の著書を読んだのですが、その中に「昆虫は世界のどこにでもいる。彼らの事を好きな人間は、どこに行っても彼らの姿を見ることで幸せになれる」と書いてありました。まさにそうだと思います。ネガティブで、不器用な私ですが、ここでの大学生活で幸せになるための方法を見つけました。どこに行っても元気にやっていける気がします。
さて、振り返ってみるといつから昆虫が好きなのか判然としません。
親からは、私が3歳の時に器にナメクジをたくさん入れてはかき回し、「プリン~」とほざいていたとは聞いていますが、一切記憶にありません。覚えているのは、幼少期に暮らしたアメリカのメリーランドで黒い妙な甲虫を捕まえてはカブトムシだと言い張り、飼育したことです。スミソニアン博物館での生態展示でハキリアリが葉を運んでいる様子もうっすら覚えています。しかし、幼少期をアメリカで過ごした記憶がほとんどなく、自分は何を見て感じ生きてきたのか、気掛かりに思うようになりました。
ということで、2月12日から約1週間アメリカへ行ってきます。かつて暮らした家を見て、幼少期に自分がどこに住みどのような生活をしていたのかを探ってきます。アメリカの昆虫の生態も調べてきます。もちろんスミソニアン博物館をはじめ、ワシントンやニューヨークの博物館・美術館も行って、アメリカと日本の博物館の違いとかも学んできます。いまからわっくわくです。
最後に、今まで私のブログを読んでいただきありがとうございました。
わんちゃん、にゃんこちゃんたちと共にいつまでもお元気でいてください。
(和田)
都留文科大学周辺の虫スポットを載せときます。昆虫観察の参考にどうぞ。
・某ドラッグストア(夜間、夏)
多くの蛾が集まるが、カミキリムシも混じってお店の光に集まってくる。シロスジカミキリ、クロカミキリに会える。
・文大坂を登って左側、グランド横の山
夜に通るとサ―――ッと静かな雨のような音がするが、これはおそらく大量にいるキアシドクガの幼虫の糞の落ちる音(主に春)。ナナフシが毎年出没する(秋)
・オレンジロード
大きな側溝(?)でオニヤンマがパトロールする(夏)